原油 よくわかんない人向け解説
ねずみまして、記念すべき初投稿は原油です。
昨日のWTI暴落。
チャートとtwitter最新を更新しながら落ちるナイフを目の当たりにしてた方、多いんじゃないでしょうか。わたしもその内の一人でしった。
コロナ禍とサウジアラビア増産の影響を受け受給バランスが不安定となり3月に入り原油相場は荒れ模様。とは聞いてました。
でもどうして、ここまで異常な状態になったのでしょう?
拝啓、いや失敬。その・・背景がわからないので解説してみます。
(解説しながら、自己理解を深めていこうとも思っています。このゲス🐭!)
原油といっても取り扱い指標が、世界には幾つかあります。
中でも、「WTI」と「北海ブレント」は、取引高が大きく流動性が高いことや市場関係者が実需や投機を含めて多岐にわたっていることなどから、世界の原油価格形成に大きな影響を与えると言われてます。
そんななかで今回、暴落したWTI。どんな背景があったのでしょう?
WTI原油の最終的な現物受け渡し規定地点はオクラホマ、クッシングという人口約八千人の町となります。しかしここは、アメリカ大陸中央に位置する内地of内地!
街にある貯蔵タンク(銅製)、最大容量は7000万バレル強。それが半径9平方マイルに300個あるんだと。
この場所の4月上旬の原油貯蔵5500万バレル(この時点で、貯蔵量テンパり気味)
そして今回の要因として、
- そもそも春になると精製所が止まる季節。
- 冬場やドライブシーズンでもないため消費量↓。
- サウジ増産&コロナ禍による石油消費量↓↓がここに加わる。
コモディティは現物市場。
5月限の締め切りが近くなり安い価格で買えるとあっても、何百万バレルの現物を抱えれないホルダーは投げ売りがせいぜい。
やばいよ、やばいよ。と価格が落ちていった訳。
では、一方でこの状況で儲けられる層は存在するのか?
このタダ同然の石油を5月限〆切までに購入&洋上保管し、6月限初めでその利鞘を稼ぎ出せる方々なら、可能ではないでしょうか。
・・・石油という天然資源の恩恵は、確かよなぁ(か細い目)。
そこにお金や政治背景なんか絡んだ日には漆黒なぁ(開いた瞳孔)。
・・うん、とりあえず油を買っておこう(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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